【2025年版】防衛省共済組合の引越し3社見積|benefitstationの使い方と手当申請の流れ

転勤・引越

転勤の多い自衛官や防衛省職員のみなさんにとって、引越しは避けて通れないライフイベントですよね。

そんなときに頼りになるのが、防衛省共済組合の福利厚生サービスベネフィットステーション(Benefit Station)」が提供する、「引越し3社見積サービス」です!

以前は、引越し手当に上限があり、その範囲内に収めるためには、できるだけ費用を抑える工夫が必要でした。しかし制度が見直され、3社から見積もりを取り、その中で最も安い業者を選べば、その実費分が全額手当として支給されるようになりました。

この記事では、この便利なサービスの使い方や、利用時の注意点、お得に引越しするためのポイントをわかりやすくまとめています。


benefitstation引っ越し見積もりサービスの概要

  • 全国約40社の引越会社(大手含む)と提携
  • 条件に合った3社から見積もりを取得
  • 比較して最安業者を選定することで、引越し費用が最大50%オフになる可能性あり
  • 転勤に伴う公的な引越し専用のサービス(※私的引越しは対象外)

benefitstation利用の流れ

ベネフィットステーションから申込

ベネフィットステーションの公式サイト(https://bs.benefit-one.inc/)にログイン

画面を下にスクロールして、「防衛省共済組合様専用メニュー」の中にある【引越し】メニューをクリック

「【防衛省共済組合専用】Web申込でらくらく引越し窓口経由のお見積りで3社詳細見積送付+対象引越会社割引特典提供」「詳細を見る」をクリック

「らくらく引越し窓口」のプラン選択画面では、「防衛省共済組合専用プラン」以外を選んでしまっても大丈夫!
折り返しの電話確認の際に、オペレーターの方から防衛省関係者かどうかの確認がありますので、その時に対象であることを伝えれば問題ありません。
防衛省関係者であることが確認されれば、「アート引越センター」「ハート引越センター」「人力引越社」の3社から見積もりをもらえる対象となります。

「申し込む」ボタンをクリック

転居先の住所が未定でも大丈夫です。(都道府県名+市区町村で見積もり可)
特に希望の引っ越し業者がない場合は、入力なしでもOK!
必要事項を入力し内容確認後、サポートセンターからの連絡を待つだけ!

後日、リベロ(ベネフィット・ワンの提携仲介業者)0120-793-750から登録した電話番号に連絡が入ります。

私の場合は、日曜の午前中に申し込み依頼をしたところ、午後一にリベロから電話連絡が入りました。

申し込み内容の確認はとてもスムーズでした。
電話の冒頭では「防衛省関係者でいらっしゃいますか?」と確認があり、その後、オペレーターの方から「3社の見積もり対象となります」と丁寧にご案内いただきました。
ホームページに記載されている通り、「アート引越センター」「ハート引越センター」「人力引越社」の3社から、後日それぞれご連絡がある旨も説明があり、安心して進めることができました。

見積もりを依頼できる引越し業者は、基本的に「アート引越センター」「ハート引越センター」「人力引越社」の3社です。
ただし、引っ越し先の住所によっては、対応業者が変更になる場合もあります。
もしご希望の引越し業者がこのプランの対象外だった場合は、「Benefit Station」を経由せずに、個別に見積もりを依頼するという方法も検討してみるとよいかもしれません。


見積もりの取得

リベロとの確認が済むと、3社の引越し業者(ハート引越センター、アート引越センター、人力引越社)から電話連絡があります。

単身の場合は、電話でのヒアリングによる見積もりも可能
家族・世帯引越しの場合は、訪問による下見が基本です

各社が荷物量や条件を確認したうえで、正式な見積書を発行してくれます。


【体験談】単身引越しで見積もり依頼してみた結果

今回、単身引越しの見積もりを「アート引越センター」「ハート引越センター」「人力引越社」の3社に依頼しました。
その中で、「アート引越センターは訪問見積もりのみ対応」と言われ、他2社が電話で対応してくれたことを伝えても、コールセンターのオペレーターさんからは「ルールですので」と断られてしまいました。
しかし、当日営業担当の方から訪問時間の連絡をいただいたタイミングで、「単身赴任で荷物の量も口頭でお伝えできるので電話見積もりで対応できませんか?」と相談してみたところ、柔軟に対応してもらえることに!
この経験から言えるのは、アート引越センターの見積もりで単身赴任の電話で見積もりを希望する場合は、当日対応の営業担当に直接相談するのがコツです。
コールセンターではマニュアル通りの対応になることが多いですが、営業担当の方は柔軟に対応してくれる可能性があります。


【まとめ】アート引越センターでの単身引越し見積もりの注意点
  • アート引越センターは原則「訪問見積もり」
  • ただし、営業担当によっては「電話見積もり」に応じてもらえる可能性あり
  • 電話で断られても、当日相談してみる価値あり!

単身引越しの見積もりで柔軟な対応を求める方は、アート引越センターでもあきらめず、電話見積もり可能か営業担当に相談してみましょう。

引越しの実施・領収書の保管

選定した業者に引越しを依頼し、引越しが完了したら必ず領収書を保管しましょう。


手当の申請

以下の書類をそろえて、配属先の経理隊に提出します。

  • 見積書3社分
  • 支払い時の領収書

これにより、引越しにかかった実費分の手当が支給されます。


3社以上の業者に見積もり依頼する際のポイント

同じ条件で依頼する
各業者に伝える要望や条件は必ず統一し、異なる条件で依頼しないこと。同じ内容で見積もりを取ることで、価格やサービス内容を正確に比較できます。

相見積もりであることを伝える
複数の業者に見積もりを依頼していることを明確に伝えましょう。これにより、各社とも競争意識を持ち、より良い提案や価格を提示してくれる可能性が高まります。

依頼先は3~4社が適切
依頼先が少なすぎると相場が分かりにくく、多すぎると比較や対応が煩雑になります。3~4社程度が比較・選定しやすい適切な数です。

見積書の内容を細かくチェック
見積書には有効期限、品番、単価、数量、諸経費などが明記されているか確認し、不明点は質問しましょう。内容が不明瞭な場合は要注意です。

マナーを守る
見積もり依頼や断りの連絡は丁寧に行いましょう。選ばなかった業者にもきちんと断りの連絡を入れることが信頼関係維持のために大切です。

比較検討時は金額だけでなく内容も重視
単に安さだけでなく、サービス内容やアフターケア、信頼性なども総合的に比較しましょう。

これらのポイントを押さえることで、納得のいく業者選定と円滑な見積もり取得が可能になります。

【まとめ】防衛省共済の福利厚生を最大限活用しよう!

引越し3社見積サービスを活用すれば、面倒な業者選定や見積もり取得もスムーズ。しかも、公的手当申請にもバッチリ対応しています。

お得な引越しのステップ

  1. ベネフィットステーションに申し込み
  2. 3社の見積もりを取得・比較
  3. 最安業者で引越し実施
  4. 見積書&領収書を経理隊に提出 → 手当申請

転勤のたびに使えるサービスなので、ぜひ毎回活用して、賢く・安心・お得に引越しを済ませましょう!