【後悔しない自衛隊官舎生活!】入居したらすぐにやるべき3つの大切なこと

自衛隊官舎
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「官舎での生活、うまくやっていけるかな?」
そんな不安を感じていませんか?
官舎には独自のルールや暗黙のマナーがあり、知らないまま生活を始めると、思わぬトラブルに巻き込まれることも…

この記事では、何にも知らない状態で官舎に住み始めた私が、これはやっておいた方がいいと感じた3つの大切なこと
「官舎のルールの確認」
「引っ越しの挨拶」
「室内の写真撮影」
について詳しく解説します!

この記事を読むと、初めて官舎に住む人もポイントを押さえ、安心して入居初日を迎えることができるはずです!
みなさんもいいスタートが切れるよう、入居して最初にやるべきことを体験談を交えながら紹介します。

「知らなかった…」を防ぐために、官舎ごとのルールを確認!

官舎ごとに独自のルールがあることがあります。

部屋にも「官舎のしおり」が備え付けられているはずですので、そちらも併せて確認しておきましょう。
ただし、ルールは書類だけではなく「実際に住んでいる人に聞く」のが一番確実です。
ゴミ出しや共用部の使い方は、文書と現実が違うこともあります。

まず最初に棟幹事さんから鍵の受け取りをする場合が多いと思いますので、その際に挨拶の範囲駐車場のルールなどを確認しておくと後々のトラブルを避けられます。

\引越エピソード/

引っ越し当日は毎回棟幹事さんにお世話になっていました。

ということは、裏を返せば棟幹事になると春夏の引っ越しシーズンは転出入者の都合に合わせて自宅にいないといけない訳で…
2年ごとに転居していたので、棟幹事をやったことは数回と数えるくらいしかありませんが何かと大変だったことを思い出しました。

最近では、外部委託のところも増えているようです。
以前入居した下総基地の官舎では棟幹事さんではなく、委託の業者さんと事前に打ち合わせをして鍵の受け取り等を行いました。

引っ越しの挨拶はこうする!スムーズなご近所づきあいの始まり

挨拶に関しては引っ越し前日または当日の荷物の搬入が始まる前に挨拶に行くのが望ましいです。
搬入トラックの駐車、階段やエレベーターの使用で人の出入りもあるので、先に「いつの何時ごろ引っ越し作業を行います」と挨拶を行うとスムーズです。

挨拶はできれば家族全員で行くのがおすすめです。
その理由は3つあります!

  • 信頼関係のきっかけになる
    官舎はご近所付き合いが密接なので、最初の印象が後々の関係に影響します。
    手土産を持参し、笑顔で一言添えるだけで印象は大きく変わります。
  • 顔と名前を覚えてもらいやすい
    一緒に住む人の顔を知ってもらえるので安心感が生まれます。
  • 生活リズムの理解につながる
    子どもがいる/単身赴任など、家庭の事情を自然に伝えられます。

こんな感じで挨拶するといいかも「会話例」

「こんにちは。△△号室に引越してまいりました□□と申します。明日の午前中引越し作業を行います。これからお世話になります。こちらは心ばかりの品ですが、お受け取りください。」

「こんにちは。△△号室に引越してまいりました□□と申します。本日の午後引っ越し作業を予定しております。宜しくお願い致します。」

挨拶の品について

挨拶に伺うときは、ちょっとした手土産があると印象がぐんと良くなります。
官舎はご近所づきあいが密接なので、「最初に渡しておく」ことで安心して顔を合わせられるようになりますよ。

金額は 300円〜1,000円程度 がちょうどいいライン。
高価すぎると相手に気を使わせてしまうので、あくまで「気持ちです」という雰囲気を大切にしましょう。

今まで貰ったり、渡した物の中で多かった品物一覧はこちらです↓

  • 洗剤
  • ラップ
  • タオル
  • お菓子
  • ゴミ袋

自衛隊では引越しが多いため、実用的で安価なものが好まれる傾向にあります。
お互いに負担にならない挨拶の品を渡すといいでしょう。
粗品にのし紙をつけビニール袋に入れて渡していました。

私が今まで住んだ官舎では5階建ての官舎の場合、棟幹事さん1軒+同じ階段の9軒+壁を挟んだ隣の1軒、計11軒に挨拶に行っていました。

挨拶の緊張感、引っ越しの作業が重なり引っ越し当日は精神的にも体力的にも、ものすごく疲れます。
家族全員で乗り越えましょう!

入居直後に室内の写真を撮ろう!トラブル回避のための記録術

ほとんどの官舎では、入居時に棟幹事さんと室内の状況を一緒にチェックします。
その際破損、汚損があればお互いに確認して記録に残していきます。

入居後に気づいた点などはチェックリストに記入して早めに担当者へ提出します。
この”チェックリスト”実はとーーーーーっても大事です!

以前、棟幹事として退去チェックを行った際トラブルを目の当たりにしてチェックリストの大切さに気付きました。
引越作業で大変な中、室内のチェックは後回しにしたくなるかもしれませんが、気づいた点は細かく記入して提出しておきましょう。
チェックリストに記入することはもちろんですが、あわせて破損、汚損を写真に撮っておくことでさらに安心です!

退去時に室内の状況を証明する書類はこのチェックリストしかありません!!
このチェックリストに記入していない破損や汚損があれば入居者責任となり、退去時に修理修繕の費用を負担する必要がでてきます。

\立ち合いエピソード/

それは官舎の当番で入居者の引っ越し立ち合いを行った時の事。
3名一組に分かれ各部屋の退去チェックというのを行っていました。

単身世帯の方の部屋だったのですが、洗面台に割れを発見。
ご本人さんは破損させた覚えがないとのことでしたが、入居時チェックリストに報告がなかったことで弁償していただくこととなりました。

この時の経験から、入居時に自身で記入するチェックリストの大切さと写真等で記録を残しておく必要性を感じました。

【まとめ】初めて自衛隊官舎に入居する方へ

官舎での生活は、ちょっと特別。
最初の1日で「この先うまくやっていけるかな?」と不安になることもありますよね。

今回ご紹介した 「ルール確認」「挨拶」「写真撮影」 の3つは、どれも入居初日に欠かせない大切なポイントです。
そこに経験者としてひとこと加えるなら…

  • ルールは書類だけじゃなく、実際に住んでいる人に聞くのが一番確実
  • 挨拶はできれば家族全員で行くと、顔を覚えてもらいやすく信頼関係が築きやすい。
  • 写真はチェックリスト形式で残すと退去時も安心

この3つ+αを意識して動けば、初めての官舎暮らしでも安心してスタートできます。
不安もあるかもしれませんが、最初にきちんと準備しておけば「ここに住んでよかったな」と思える日が必ず来ますよ。
これから官舎生活をスタートする方は、ぜひ参考にしてみてください!