【保存版】海上自衛隊官舎にエアコンはある?設置費用・代替策・おすすめ家電まとめ

自衛隊官舎

海上自衛隊を含む自衛隊官舎では、エアコンが原則として設置されていないのが実情です。
新築や築浅の官舎であっても、標準装備はされておらず、入居者が自費で用意・設置する必要があります。

古い官舎では、配管穴や専用コンセントすら無い場合もあり、設置工事が必要になります。
また、退去時には原状回復費用も自己負担です。

防衛省が民間アパートを借り上げて提供する「特借」官舎では、もともとエアコン付きの物件である場合もあります。希望する場合は、赴任先の官舎形態を確認すると良いでしょう。


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官舎でのエアコン設置に必要な工事と注意点

  1. 配管穴の有無を確認
    • 穴がない場合は「コア抜き」が必要。専門業者に依頼を
  2. エアコン専用コンセント
    • 専用電源がなければ電気工事士による新設工事が必要
  3. 室内機・室外機の設置
    • 設置場所の確認と、安全な取り付けが必要
  4. 配管・配線の接続
    • 冷媒配管、ドレンホースなどを接続(環境により追加部材が必要)
  5. 真空引き・動作確認
    • 配管内部の空気や水分を抜く重要作業(必ず専門業者に)
  6. 原状回復義務
    • 配管穴の補修やコンセント撤去が必要な場合も(事前に管理者へ確認)

海上自衛隊の官舎では、原則としてエアコンは備え付けられておらず、自身で工事を手配して設置する必要があります。ただし、これまでの経験では「設置できなかった」というケースはほとんどなく、多くの官舎でエアコン設置は可能です。

まれに古い官舎などでは、配管用の穴がない部屋も存在します。この場合、建物構造の関係で穴あけが許可されていないと、エアコン設置そのものができない可能性もありますその場合は、以下のような工事不要の代替アイテムを検討する必要があります。


エアコンが設置できない場合の代替策

命の危険も…猛暑対策は最優先

近年の夏の気温上昇は深刻で、室内でも熱中症の危険があります。
エアコンが使えない環境では、以下のような代替手段を組み合わせて、できる限りの暑さ対策を行いましょう!

エアコンが設置できない場合の夏の暑さ対策

  • 窓を開けて風通しを良くする(対角線の窓が有効)
  • 扇風機・サーキュレーターで空気を循環
  • 遮光カーテン、サンシェード、すだれ、グリーンカーテン
  • 除湿機・除湿剤で湿度調整(体感温度の低下に効果)
  • LED照明に変更して発熱抑制
  • 打ち水で外気温低下
  • 冷却シートや保冷剤の活用
  • 通気性・冷感素材の寝具使用
  • ミントやシトラス系アロマで清涼感を

自衛隊官舎の冬の寒さ対策

  • 灯油ストーブやファンヒーターの活用
  • 断熱カーテンや断熱シートで外気遮断
  • ホットカーペットや電気毛布を使用

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官舎の冬はとても冷え込みます。
一般的なエアコンでは十分に部屋が暖まらないことも多く、暖房対策としては石油ストーブが欠かせません。
我が家では20畳用の石油ストーブを使用しており、これ一台で複数の部屋を効率よく暖めることができました。
寒さ対策に悩んでいる方には、ぜひおすすめしたいアイテムです!

室内のカビ・湿気対策

湿度の高い季節には、除湿を怠るとカビの原因となります。
エアコンの「除湿モード」が使えない場合でも、除湿機や除湿剤を活用して、清潔な室内環境を保つ工夫が必要です。

  • こまめな換気
  • 除湿機・除湿剤の使用
  • 家具を壁から離して設置

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官舎の結露対策必須です!
梅官舎での暮らしでは、結露対策が欠かせません。
特に梅雨の時期は、除湿器をフル稼働させていないと、あちこちにカビが発生してしまうことも。
我が家ではPanasonicのハイブリッド方式除湿器を購入しました。
購入当時はなかなか高価でしたが、結果的には大正解。
10年経った今でも現役で活躍してくれています。
お風呂場の湿気対策や、室内干しした洗濯物の乾燥にも大助かりの一台です!


今後の改善動向

防衛省は、官舎の空調設備改善に向けて予算を増額中。
冷暖房設備の整備も少しずつ進んでいますが、全国一律でエアコン完備となるには時間がかかると見られています。


まとめ

  • 海上自衛隊官舎には、基本的にエアコンはついていない
  • 自費での設置が必要で、工事内容によっては原状回復義務も
  • 工事には専門業者への依頼が推奨される
  • 設置できない場合でも、工夫次第である程度快適に過ごせる

海上自衛隊の官舎には、基本的にエアコンは備え付けられていないため、必要に応じて自費での設置が求められます。
取り付け工事の内容によっては、退去時に原状回復が必要となる場合もあるため注意が必要です。
工事は、安全面やトラブル防止の観点からも、専門業者への依頼が推奨されます。

なお、設置が難しい環境であっても、サーキュレーターや遮熱カーテンなどを活用することで、工夫次第で快適な室内環境を保つことは可能です。

夏は暑く、冬は寒い官舎生活を快適に乗り切りましょう!


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