海上自衛官と結婚するとどんな生活が待っているのか気になっている人も多いのではありませんか?また、お隣の家庭ってどんな生活してるのって気になっている人もいるかも!?
私はこの度、海上自衛官と結婚して25年を迎えました。振り返ると色々な試練がありましたが、それを乗り越えてきたからこそ得られるものもたくさんありました。
この記事では、日々の生活の中で感じたこと、学んだこと、そして支え合う大切さを伝えたいと思い、妻目線でリアルな体験談を紹介していきます。もはや、ふつうでないことが日常になっていることに気づかず生活しているのかもしれません。
この記事を読む事によって、海上自衛官と結婚を考えている方や、既に海上自衛官の家族として過ごしている方にとって、疑問や不安が少しでも解消されれば嬉しいです。
結論、 「ふつうじゃない暮らし」も、楽しんだ者勝ち!慣れてしまえば「こんなもんだよね!」となんでもポジティブに乗り越えていけると思います。ふつうじゃない暮らしを楽しんでいきましょう。
海上自衛官との結婚生活におけるデメリット!?ー直面する現実的な問題ー

付き合っている頃から、急に「今日は外出できなくなった」とか「制服点検あるからちょっと遅くなる」といった連絡がきていました。最初の頃はそんなことある?って不思議でしたが、だんだん慣れてくるといつものことかって納得している自分がいました。
しかも、早めに連絡があったらいい方で、雨の中ひたすら来ない相手を待っていたこともあります。一人さみしく、岸壁に停泊中の船を写真に撮ったりして時間をつぶしていました。
こんなふうに結婚前からなんとなく感じていたふつうとは違う生活を25年前、一緒に歩んでいくことに決めました。結婚後にこれは大変だったと感じたことは以下の通りです。
海上自衛官の家庭事情:長期不在とワンオペ育児の現実
一般的に海上自衛官は任務で数ヶ月から半年以上海上に出ることがあり、その間は会えないことが一般的です。また、連絡も制限される場合が多く、寂しさや不安を感じることがあります。
我が家では海上自衛官といいつつも航空部隊を中心に勤務しているので、長期間の遠洋航海や突然連絡が途絶えるといったことはほとんどありません。
しかし、上級学校や教育課程に入ることになった場合は長期間会えなくなることも。一番つらかったのは、家族全員で八戸に転居したものの急きょ教育課程に入ることになり、知らない土地で一人で子育てすることになった時。長期間会えないということは、ワンオペ育児に陥りやすいリスクがあります。
父親母親の役を一人でこなすのは大変でした。目まぐるしく日々が過ぎ、口うるさくしていたせいで子どもからは「オニ」と呼ばれる始末。でも、しっかり一人前に育て上げ、あと数年で子育ても終了です。
長期不在とワンオペ育児を乗り越えるコツ
子どもがいない、いるにかかわらず頻繁に実家に帰省していました。今思うと何で仕事をしていなかったのか不思議ですが、きっと新しい生活に慣れるのに必死で、仕事をするという余裕がなかったんだと思います。
子育てをしていく中で感じたことは、実家以外にも頼れるところを多く見つけておくということ。私は、地域のファミリーサポートに登録したり幼稚園の解放イベントに積極的に出かけて行ってなるべく一人で悩みを抱え込まないようにしていました。
2年ごとに繰り返す転勤ー子どもの出身地どこ?問題ー
幹部自衛官になると2年から3年ごとに転勤がある可能性が高く、その都度引越しを繰り返すことになります。しかも転勤が正式に決定するのは2週間前。
そこから事前に見積もりを取っていた引っ越し業者に連絡し、段ボールを発送依頼。届き次第、片っ端から荷造りを行っていました。回数を重ねていくうちに3日あれば3LDK分の荷造りができるように。短時間で荷造りを終わらせるため為、大型の家具や不要なものを極力減らすようにしていました。
今まで、引っ越しを繰り返してきましたが、二人で作業をやったことは数えるくらいしかありません。つまり、転勤かもという内々示があった時点で、私が引っ越し業者を選定し、見積もり、決定。一人で荷造りし、引っ越し当日を迎え次の赴任地に向かったことも何度かあります。
また、転勤があるということは自分が正社員として働くということが難しく、パートやアルバイトですら転勤族というだけでゴメンナサイされたこともあります。
子どもに関しては、学校の転校、幼稚園の転園も必要になるため、家族全体への負担が大きいです。特に、出身地を聞かれると毎回答えに苦しみます。生まれた場所も育った場所も2年毎に移り住んでいる為、どこと答えようがないことも。出身地問題は今だ解決できずにいます。
転勤生活に対応するちょっとしたコツ
”荷物を増やさない”これに限ります!特に大型家具は買ってはいけない物の一つだと言い切れます。結婚当初、「転勤ほとんどないから大丈夫!」と言われ買った衣装ダンスとクローゼット。
この二点は本当に転勤するたびに買ったことを後悔しました。一度買ってしまうと処分することは難しいのです。処分代もかかるうえ、せっかく買ったのに捨てるなんてという気持ちが入り混じります。
反対に、買ってよかったのは分解できる家具と衣装ケース!我が家ではテーブル、椅子は軽くてコンパクトなキャンプグッズで揃えていました。衣類は衣装ケースに入れてそのまま引っ越しのトラックへと積み込んでなるべく引っ越しの荷造りが手早く終わるように心がけていました。
官舎は収納については恵まれています。昔ながらの押し入れがあり、奥行きもあるので衣装ケースの奥行74センチのコロ付き収納がおススメです!
幹部自衛官になってからの不規則な生活と精神的・肉体的ストレス
結婚当初は海曹と呼ばれていた階級だったため、帰宅も早く子どもと遊ぶ時間もありました。が、幹部自衛官になってからは勤務時間が不規則に。早朝や深夜の勤務があるほか、当直や長期の不在も多いため、一緒に過ごす時間が限られるようになりました。
幹部自衛官の仕事は責任が重く、精神的・肉体的なストレスも多いため、家庭内でのサポートや配慮が必要だと感じます。
連絡に関しても、任務中や訓練中は携帯電話を使用できない場合が多く、緊急時にも連絡が取れない可能性があります。当直の時は携帯電話の持ち込みが制限されているため連絡しても返事が翌日以降だということも。
これらの点を理解し、受け入れる覚悟と柔軟性を持つことが求められます。一方で、安定した収入や長期休暇といったメリットもあるため、自分の価値観やライフスタイルに合うかどうかを慎重に考えることが重要です。
海上自衛官と結婚したらどんな生活が待ってる?魅力とメリットを徹底解説!

結婚生活が25年も続いているのは、大変なことを上回るいい面がたくさんあるから。特に海上自衛官は特殊な職業であり、出航や転勤があるため「大変そうだ」と思う方も多いかもしれません。しかし、離れる時間があるからこそ、再会の喜びが大きくなるというメリットもあります。
お互いの自立心が育まれたり、家族の絆がより深まったりすることも。また転勤生活もいい面を見れば新しい環境と出会いを楽しめるも魅力の一つ。安定した収入や充実した福利厚生も見逃せません!
私が感じた魅力とメリットを紹介します。
安定した収入と福利厚生/特別な優遇措置
特別職国家公務員として、安定した収入と充実した福利厚生が得られます。各種手当が充実しており、長期休暇も取得しやすいため、家族との時間を確保しやすい環境があります。
自衛隊が提携しているホテルやスポーツクラブを割安料金で利用できたり、一般の人は受診できない自衛隊病院で診療を受けられたりするなど、自衛官の家族ならではの優遇があります。
私はベネフィットステーションという福利厚生サービスを活用しています。宿泊補助や各種割引、健康診断の補助もあり。ただ、サイトが使いにくいのが今一つ。事前に自分が利用するお店で割引がないか確認してお気に入り登録しておくといいと思います。また、お出かけ前には提携先の割引がないかチェックするとお得にサービスが利用できたりします。
家族を大切にする傾向/精神的な強さと頼りがいのある性格
長期間家を不在にすることもありますが、その分家族と過ごす時間を大切にする傾向があります。限定された時間を有意義に使おうとするため、家族サービスを積極的に行う人が多く、家族の絆が深まりやすいというメリットがあります。子どもを可愛がる夫も多いという声もあり、家庭内での温かい関係が築かれやすいです。
また、職業柄、精神的に強く、頼りがいのある人が多いのも海上自衛官の特徴です。冷静な判断力と高い責任感を持つため、いざというときに家族をしっかり支えられる安心感があります。ただ、災害時にはいち早く出勤することが求められるため、家庭内のサポートは期待できません。ここは納得の上生活していく必要があります。
優れた家事能力/規律正しい生活習慣
自衛隊学校や隊内生活の経験から、多くの海上自衛官は高い家事能力を身に付けています。掃除や整理整頓、洗濯などの基本的な家事をしっかりこなせるため、夫婦の支え合いが重要な結婚生活において、大きな利点となります。
特にアイロンがけは驚くほど丁寧で、ピシッと仕上げる技術を持っている人が多いです。制服を常に完璧な状態に守る習慣があるため、ワイシャツやスーツもプロ並みに仕上げることができます。
また、日頃から規則正しい生活を送っているため、だらしない人が少なく、きちんとした生活習慣を持つ人が多いのも特徴です。
結論|海上自衛官との結婚はおすすめできる?
海上自衛官との結婚には、安定した収入・手厚い福利厚生・頼りがいのある性格・家族を大切にする姿勢などメリットもありますが、万が一の場合災害時優先出勤・転勤の可能性といったデメリットも併せ持っています。
結論として、海上自衛官との結婚は「おすすめできる」職業の一つですが、ライフスタイルに合うかどうかがポイントになります。
海上自衛官との結婚に向いている人
✅安定した生活を送りたい人
✅夫のない時でも自立して生活できる人
✅しっかりした家事能力や生活習慣を持つ人に魅力を感じる人
海上自衛官との結婚が不安な人
✅夫と長く一緒に過ごしたい人
✅災害すぐ頼れる存在が欲しい人
✅転勤を避けたい人
メリット・デメリットを理解した上で、お互いの価値観が合うのであれば、海上自衛官との結婚は非常に良い選択肢になるでしょう!