自衛隊官舎のメリット5選|家賃は民間の5分の1!転勤族に最適

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全国転勤を繰り返す自衛官家族にとって、「官舎か民間の賃貸か」は毎回の引越しで直面する悩みです。

「官舎って古そう…」
「ご近所付き合いが大変そう…」
と不安を感じていませんか?

この記事では、2年ごとの転勤を繰り返し全国各地の官舎で暮らしてきた経験をもとに、実際に住んでわかった官舎のメリット5選を解説します。
家賃・初期費用・転勤の手間・コミュニティ・立地の面で、官舎がなぜ選ばれるのかがわかります。

私自身、官舎に住んで本当に良かったと感じています。
現在はマンションを購入しましたが、もし再び転勤帯同の機会があれば、迷わず官舎を選ぶでしょう。

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① 転勤辞令が出ても住居探し不要!すぐに引越しできる

官舎最大のメリットは、住居探しの手間がまったくかからないことです。

自衛官の転勤は、正式な辞令が出るのが転勤の2週間前というケースも珍しくありません。
その短い期間に条件に合う民間物件を探すのは、とても大変です。
特に3月・8月の転勤シーズンは、良い物件がすぐに埋まってしまいます。

官舎であれば、転勤先の基地近くに住居が確保されているため、物件探しに時間を取られることがありません。
転勤の準備を引越し作業に集中できるのは、家族にとって大きな安心感があります。

私自身、何度か民間物件を探したことがありますが、「基地から近くて広くて家賃も安い」という条件を満たす物件はほぼ見つかりませんでした。

結局毎回官舎に落ち着いたのは、そういう理由からです。

転勤の引越し準備については、こちらの記事も参考にしてください。

② 家賃は民間の3〜5分の1!圧倒的なコストの安さ

官舎の家賃は、地域や築年数によって異なりますが、月額5,000円〜30,000円程度が一般的です。
同じエリアの民間賃貸物件が月額50,000円〜100,000円以上することを考えると、その差は一目瞭然です。

エリア官舎の家賃(月額)民間賃貸(月額・同等条件)
青森県(青森市)約5,000円〜30,000円約37,000円(2DK・約38㎡)
東京都(23区内)独身用:約16,700円、世帯用:約60,000円約80,000円〜150,000円
山口県(山口市)約5,000円〜30,000円約25,000円(2K・約33㎡)
沖縄県(基地周辺)約5,000円〜30,000円約50,000円〜80,000円

民間賃貸と比べると、3分の1〜5分の1程度の家賃で住めることになります。
浮いたお金を貯金や家族のレジャー、将来への備えに回せるのは大きなメリットです。

まずはお住まいの地域の家賃相場を調べてみるのもいいでしょう。
アパマンショップの賃貸情報で気軽に全国の物件の相場を知ることができます。

実際、東北地方の官舎に住んでいた時は「雪かき当番が大変」、周囲にコンビニすらないので「買い物に不便」といった理由で民間の賃貸物件を選択している方もいました。

調べた上で民間賃貸の方が条件に合えば、もちろんそちらを選ぶのも一つの方法です!

③ 敷金・礼金が不要!引越しのたびに初期費用を節約できる

民間の賃貸物件に入居するとき、家賃以外にまとまった初期費用がかかります。
家賃7万円の物件では、以下のような費用が発生するのが一般的です。

項目金額の目安(家賃7万円の場合)
敷金(家賃1〜2ヶ月分)70,000円〜140,000円
礼金(家賃1〜2ヶ月分)70,000円〜140,000円
仲介手数料(家賃0.5〜1ヶ月分)35,000円〜70,000円
前家賃(翌月分)70,000円
火災保険料(2年間分)15,000円〜20,000円
鍵交換費用15,000円〜30,000円
合計270,000円〜470,000円

一方、官舎の場合は敷金・礼金・仲介手数料がすべて不要です。
家賃も5,000円〜30,000円程度なので、引越しのたびにかかる初期費用を大幅に抑えられます。

2〜3年ごとの転勤を繰り返す自衛官家族にとって、引越しのたびに20〜40万円以上の節約になるのは非常に大きなメリットです。

④ 同じ転勤仲間が周りにいて、孤独を感じにくい

官舎に住む最大の精神的なメリットは、同じ境遇の家族が周りにいることです。

初めての土地での生活は不安がつきものです。
方言も違う、土地勘もない、知り合いも誰もいない—そんな環境でも、官舎には同じように転勤してきた家族が隣に住んでいます。

「自衛官の妻あるある」を共有できる仲間がいることで、精神的な安心感がまったく違います。
子どもの急な発熱で病院に連れて行けないとき、兄弟を預かってもらったことが何度もありました。
地域の情報やおすすめのお店を教えてもらえたことも、新しい土地への適応に大いに役立ちました。

民間の賃貸では、隣人と関わる機会がほぼありません。
一人で抱え込みやすい転勤妻の孤独感を、官舎コミュニティが和らげてくれると感じています。

⑤ 職場が近く、緊急招集にもすぐ対応できる

自衛官は24時間・土日祝問わず緊急招集がかかることがあります。
そのとき、基地まで徒歩または数分で行ける官舎の立地は、家族全員にとって大きな安心です。

民間の賃貸に住んでいると、通勤距離が長くなりがちです。
緊急時に車で30分・40分かけて駆けつけなければならないと、本人も家族もストレスになります。

官舎は基地や駐屯地のすぐそばに建てられているケースがほとんどです。
招集連絡を受けてから数分で出動できるため、任務への対応が早く、日常の通勤負担も少なくなります。

隊員本人の負担軽減はもちろん、留守番側の家族にとっても「近くにいる安心感」は小さくありません。

まとめ:官舎は金銭・精神・生活すべてにメリットがある

メリット5選を紹介してきましたが、正直に言えば官舎にはデメリットも存在します。
当番業務や近所付き合いの濃さなど、慣れるまで大変な面もあるのが現実です。

それでも私が「官舎に住んで良かった」と思い続けているのは、金銭的な負担の軽さ、同じ境遇の仲間との繋がり、そして転勤のたびにゼロから住居探しをしなくていいという安心感が、それを大きく上回っているからです。
官舎生活を経験した今でも、もし再び転勤帯同するなら迷わず官舎を選ぶと思います。

これから官舎への入居を検討している方は、入居初日にやるべき3つのことをまとめたこちらの記事もぜひ参考にしてください。
官舎のデメリットや注意点が気になる方はこちらの記事もあわせてどうぞ。