大体の転勤の日程が確定すると一番に確保しなければならないのは引っ越し業者。春転勤となるといち早く動き出すことが必要です。どこにしようか迷っている人はいませんか?とにかく早め早めに行動することが大切です!
しかも、最低3社見積を行い見積もり書を自衛隊に提出、その中から一番安い業者にしなければならないというルールがあります。時期にもよりますが繁忙期は見積もりすらお断りされることも。皆さんも乗り遅れないように素早く業者選びを開始しましょう!
この記事では、引っ越しを10回以上こなしてきた私が見積もりのコツと業者選びについて解説します!
コツなんてあるの?なんて思った人もいるかもしれません。実は、奥深き引っ越し術。今まで学んできた経験から皆さんにお伝え出来ることはすべてお伝えします!
この記事を読む事によってスムーズに次の勤務先に異動し、新しい生活が遅れることになるはず!ポイントを押さえて流れをつかんでいきましょう。
benefitstation(ベネフィットステーション)便利なサービスの使い方や、利用時の注意点、お得に引越しするためのポイントをわかりやすくまとめた記事はこちら👇
条件に合った引越業者を選ぶポイント

転勤が決まったら早速引っ越しに向けて活動開始。初めての引っ越しの場合は会社選びが分からず不安になることもあるでしょう。
そんな際は、以下のポイントに沿って自分に合った条件で作業をしてくれる業者を選びましょう!

- スケジュールの柔軟性
転勤では日程が限られることが多いため、希望する日時で対応可能かを確認することが重要です。特に繁忙期(2〜4月)は早めの予約が必要です。 - 見積もりの正確さ
複数の業者に見積もりを依頼し、料金やサービス内容を比較することが推奨されます。訪問見積もりを利用すれば、荷物量や交通事情を考慮した正確な見積もりが得られます。 - 料金とサービス内容
料金だけでなく、オプションサービス(梱包資材提供、不用品回収、エアコン移設など)の充実度も確認しましょう。転勤では荷物の種類や量が多い場合もあるため、補償制度や特殊作業への対応も重要です。 - 業者の評判と対応
口コミや評判をチェックし、対応の良さや信頼性を確認します。レスポンスが遅い業者や対応が不誠実な業者は避けるべきです。 - 繁忙期対策
繁忙期は料金が高くなる傾向があるため、複数の日程案を提示して選択肢を広げると良いでしょう。 - 転勤先までの距離
長距離の場合、大手業者は全国的なネットワークを活用して効率的かつ低コストで対応できる場合があります。一方で近距離なら地元業者も選択肢になります。

これらのポイントをもとに、自分の条件に最も合う業者を選ぶと失敗が少なくなります!
引越し業者は引越し専門?地元の業者?選び方のコツ

これは移動距離により選択肢が異なります。長距離の移動の場合は大手、中近距離の移動の場合は地元の引越業者と使い分けすることで自分にとってベストな選択肢を選ぶことができると考えられます。特徴を把握し業者選択を行うことが必要です。
長距離の移動の場合、大手の引越し会社を選ぶメリット!

- 信頼性と実績
大手業者は年間数万件以上の実績があり、信頼性が高いです。多種多様な引っ越しに対応でき、不測のトラブルにも柔軟に対応してくれる安心感があります。 - 長距離引っ越しに強い
全国的なネットワークを持ち、遠方への引っ越しでもスムーズに対応可能です。特に県外や国外への引っ越しでは、コストを抑えやすく効率的です。 - サービスの充実
梱包資材の提供、荷造り・荷解き、不用品回収、エアコン設置、ハウスクリーニングなど、多彩なオプションサービスが利用可能です。これにより、手間を大幅に軽減できます。 - 高品質な作業と補償
壁や床の養生が丁寧で、荷物の破損や紛失に対する補償制度も充実しています。特に高価な家具や美術品の運搬では安心です。 - 繁忙期でも対応可能
豊富なスタッフと車両を保有しているため、繁忙期でも比較的予約が取りやすい点も魅力です。 - 特殊なニーズへの対応
楽器や精密機器など、運搬に特別な技術が必要な場合にも対応可能。国外引っ越しや一時預かりサービスも提供しています。

大手業者は信頼性やサービスの質を重視する場合や、長距離・特殊な条件での引っ越しに最適です!
長距離の引越しで大手引越し会社が有利な理由はコレ!

- 混載便の活用
大手業者は複数の顧客の荷物を1台のトラックに積載する混載便を利用できます。これにより、長距離輸送のコストを大幅に削減し、顧客に安い料金を提供できます。 - 全国的な物流網
大手業者は全国に広範囲な物流網を持っており、都市間だけでなく地方にも拠点があります。これにより、効率的で迅速な輸送が可能となり、コスト削減につながります。 - 単身者向け専用プラン
多くの大手業者は単身者向けの専用プランを用意しています。例えば、日通の「単身パック」は、決められたサイズのコンテナに収まる荷物を宅配便感覚で運ぶサービスを提供しています。 - 幅広い対応力
大手業者は全国に営業所があり、遠距離の引っ越しにも対応できます。また、多数の作業員とトラックを保有しているため、繁忙期でも比較的予約が取りやすいという利点があります。 - 充実したサービス
大手業者は段ボールの無料提供など、付加的なサービスが豊富。

これらの理由により、長距離の引っ越しでは大手引越し会社を利用することで、コスト面でもサービス面でも有利になる場合が多いのです。
地元引越し業者と大手引越し会社の価格の違いはどのくらい?

地元の中小引越し業者と大手引越し会社の価格差は、引っ越しの距離や条件によって異なります。
- 近距離の引っ越し
近距離の引っ越しの場合、一般的に地元の中小業者の方が大手よりも安くなる傾向があります。大まかに言えば、大手の引越し業者の方が3割程度高くなることがあります。 - 長距離の引っ越し
長距離の引っ越しでは、大手引越し会社の方が有利になることが多いです。大手は全国的なネットワークを活用して効率的に荷物を運べるため、料金を抑えられます。 - 特殊な条件がある場合
例えば、マンションの高層階で窓から荷物を搬入する必要がある場合、大手業者は専用機械を使用できるため効率的です。一方、地元業者は人力での作業となり、結果的に料金が高くなる可能性があります。 - 単身者向けサービス
大手業者は単身者向けの専用プランを提供していることが多く、長距離でも比較的安価に利用できます。
これらの価格差は一般的な傾向であり、実際の料金は各業者の混雑状況や現場の条件によって変動します。
また、大手業者はサービスの充実度が高い傾向にあるため、単純な価格比較だけでなく、提供されるサービス内容も考慮する必要があります。
地元引越し業者と大手引越し会社のサービス内容の違いはある?

地元引越し業者と大手引越し会社のサービス内容には以下のような違いがあります。
大手引越し会社 | 地元引越し業者 | |
対応エリア | 全国的なネットワークを持ち、遠距離引っ越しにも対応可能 | 対応エリアが限定的で、主に近距離の引っ越しに特化 |
作業員 | アルバイトが作業を担当することが多い | 原則として社員が対応し、指示が徹底している |
特殊作業 | クレーン車など特殊機材を所有し、ピアノや大型家電の移動に対応可能 | 特殊作業への対応に限りがある場合がある |
オプションサービス | 様々なオプション作業やプランを提供 | 基本的なサービスが中心だが、柔軟な対応が可能 |
梱包資材 | 無料で提供される梱包資材が限られている | 無料でくれる梱包資材の量が多い傾向がある |
見積もり | 原則として訪問見積もりが必須 | 一部、電話だけで見積もりをしてくれるところもある |
地域情報 | 全国規模の標準的なサービス提供 | エリア内の交通事情や地理情報に精通 |

これらの違いを考慮し、自身の引っ越し条件や優先事項に合わせて選択することが重要です!
早速、見積もり依頼を3社に出してみよう!

訪問見積もりはなるべく少ない回数で済ませたいですよね。大抵こちらの都合と時間に合わせて来てくれると思います。第一希望の会社に一番安い金額を提示してもらうように、効率よく見積もりをこなしていきましょう!
一括見積サイトってどう?
見積もり依頼をしようと検索してみると「引越し一括見積サイト」というものがヒットすると思います。引越し一括見積サイトは一度に複数の業者に見積依頼ができて便利な面もあります。
ここで簡単に済ませたいところですが、要注意!!あっという間に個人情報が各業者に知れ渡ります。すぐに営業電話がかかってきたり大量のメールが届いてしまうというデメリットも。
私は、引越しの見積もり依頼は自衛隊の福利厚生サービスであるベネフィットステーションのサイトから行うようにしています。理由は、限定された3社以外に情報が開示されることがないため、通常の一括見積もりサイトのようなデメリットがないから。
benefitstation(ベネフィットステーション)便利なサービスの使い方や、利用時の注意点、お得に引越しするためのポイントをわかりやすくまとめた記事はこちら👇

以前は自分で見積もり依頼をする会社を複数選ぶことができたのですが、現在は限定された3社の一括見積もり依頼ができるようになっています。
特に業者のこだわりがなければこちらの3社一括見積依頼だと、大量の業者に情報が出回らないので安心ですね!
3社の見積り依頼はこの順番で!金額交渉してみよう!
3社見積りで自分の希望する引っ越し業者がある場合、一番重要なのは見積もりを取る順番です。金額交渉する際もこの順番で訪問見積もりを行うことで自分の希望に合った業者を選ぶことができるはず!
- 大手の引越し会社
- 本命の引越し会社
- 地元及び中小の業者
1社目の業者は金額の基準となる大手の引越し会社をオススメします!初めての訪問見積もりということで基準がないので、結構高めの見積もりを出してくることが多いように感じます。「とりあえず、この金額で2社目の金額が出たらお値引き可能ですので連絡ください」と言ってくるでしょう。
2社目は本命の業者に見積してもらいましょう。1社目の基準となる価格から大抵引いてくれます。こちらから金額交渉しなくとも1社目よりも低く見積金額を提示してくれることが多いはずです。
3社目は地元及び中小の業者に見積もりをとり自衛隊が求める3社の見積もりの数をこなします。
この結果、1社目の業者にお断りの連絡をすると2社目の金額より下げてくることがあります。大手にしておけば交渉の余地があります。一番低い見積もりを出してきたところに依頼をしないといけないルールがあるため、1社目か2社目にするかは金額次第ということになります。

自分がお願いしたい業者がある場合は3社見積を行い、金額が出そろった段階で値下げ交渉をお願いすれば大体希望通りになると思います。
地元や中小の業者だと難しい場合がありますが、大手は大抵相手の名前と見積もり金額を伝えると下げてくれることが多かったです!
2025年現在、ベネフィット・ステーションを通じて申し込む3社見積もりは、あらかじめ「指定3社」に限定されています。(アート引越センター、ハート引越センター、人力引越社)
そのため今回は、以前までの状況を踏まえて、私が実際に行っていた見積もり依頼の流れをご紹介します!過去の経験では、見積もりの日程は以下の順番で組んでいました。
その結果、サカイ引越センターかアート引越センターにお願いすることが多かったです。サカイ引越センターは割と高めに見積もり金額を出してきて、金額交渉のために目の前で上司に電話確認のパフォーマンスからの値下げ。
毎回言われたのが、「この場で契約してくれたらもう少し値下げ可能です!」の一言。現在は、3社見積りの後に最安値の業者に決めることになるのでその場で即決ということはないかと思いますが、即決はトラブルのもとですので、よく考えて行動しましょう!
アート引越センターはサカイ引越センターの金額を見て見積金額を提示してくるので割とあっさりと見積もり終了。3社目はほとんど選ぶ可能性が少ないのでネット見積に対応してくれるところや引っ越し専門業者以外に見積もりをお願いして3社見積の数合わせをしていました。
この場合、アート引越センターが一番最安値になりますので、サカイ引越センターにお断りの連絡をすると即決金額から更に金額を下げてくることもあります。
アート引越センターとサカイ引越センターは引っ越し専門業者でサービスの内容はほとんど変わらないので、後は当日の作業人数や時間指定ができるかどうかで最終決定していました。
単身赴任の引越しにおすすめの業者は「単身パック」があるところ!

単身赴任の場合は荷物が少ない場合が多いと思いますので、単身パック取り扱いの業者がおススメです。私は下記の業者の順番で、見積もり日程を組んでいました。
- 日本通運
- アートセッテイングデリバリー
- その他

単身パックは料金が一律の為、値下げ交渉はほとんど行われないでしょう!
番外編「アップル引越センター」押し!!

私が単身赴任引っ越しの際に利用した業者で、一番良かった業者は「アップル引越センター」!見積もりも訪問なしでOK、ネットで荷物を選択するだけで金額が決まります。
不明点はメールでの問い合わせも可。電話での問い合わせもフリーダイヤルで受付時間9:00〜20:00まで受け付けてくれます。
作業当日も2名の作業員の方が対応してくれたのであっという間に引っ越しが終了。荷物の取り扱いも丁寧で問題なく転居先へ移動することができました。
アップル引越センターを初めて知ったのは、3社見積りの数合わせでネット見積りを出してくれるところを探していたところ出会いました。聞いたことのない引っ越し業者だったうえに、他の業者よりも金額が安かったため、安かろう悪かろうではないかと心配したのですが、いらぬ心配でした。
あまりに内容に満足したため、3回連続使用。2回目以降はリピーターということで割引していただきネット価格よりお安く対応していただきました。関東近郊で近距離及び大都市圏の引越を控えている方「アップル引越センター」をご検討してみては?!