「防衛モニターって、どんなことをするの?」
「基地見学にも参加できるなら、応募してみたい」
防衛省の公式サイトで「令和9年度 防衛モニター」の募集が始まっています!
防衛モニターは、防衛や自衛隊に関する意見・要望を伝え、今後の施策に役立ててもらうための制度です。

早速、防衛モニター応募してみよ!
ただし、誰でも応募できるわけではありません。

え、応募条件があるの知らなかった…
私も基地見学などを通じて、夫がどのような活動をしているのか知りたいと思っていました。
しかし、応募前の注意書きを確認すると、防衛省職員の配偶者または三親等以内の親族は応募できないとの記載が…
夫が自衛官である私は対象外。
そのため、実際には応募できませんでした。
この記事では、防衛省と各基地の公式情報をもとに、次の疑問を分かりやすく解説します。
- 令和9年度防衛モニターの応募期限と応募資格
- 防衛モニターは何をする制度なのか
- 防衛モニターと基地モニターの違い
- 倍率・面接・報酬について公表されていること
- 各基地のモニター募集を探す方法
※この記事は2026年7月19日に公式情報を確認して作成しています。募集内容が変更される場合もあるため、応募前に必ず防衛省や各基地の公式サイトをご確認ください。
令和9年度防衛モニターは8月31日まで募集

令和9年度防衛モニターの応募締切は、2026年8月31日です。
募集内容は次のとおりです。
| 項目 | 令和9年度の募集内容 |
|---|---|
| 応募締切 | 2026年8月31日 |
| 委嘱期間 | 2027年4月~2029年3月 |
| 任期 | 2年間 |
| 応募方法 | 防衛省公式サイトの入力フォーム |
| 結果通知 | 委嘱が決まった人へ2027年3月頃に連絡 |
| 応募者多数の場合 | 選考 |
応募に必要なのは、氏名、住所、連絡先、職業、生年月日、応募理由などです。
防衛省公式サイトの入力フォームから応募します。
電話やはがきでは受け付けていません。
委嘱されなかった人には結果の通知がないため、2027年3月頃までに連絡がなければ、選考されなかったと判断することになります
募集期間が限られているため、応募条件を満たしていて興味がある方は、締切直前まで待たずに確認しておきましょう。

締切は2026年8月31日です。
入力漏れがあると応募が無効になるため、送信前に確認しましょう!
防衛モニターとは?役割と主な活動内容を解説

防衛モニターは、基地見学を楽しむことだけを目的にした制度ではありません。
防衛省は制度の目的を、防衛や自衛隊に関する意見・要望を聞き、今後の施策に反映させることとしています。
令和9年度の公式募集ページに記載されている活動内容は、防衛や自衛隊に関する意見の提出などです。
担当する地域や年度によっては、部隊研修や基地見学などが行われることもあります。
実際に三沢基地では、防衛モニターと基地モニターが航空機や整備現場の研修に参加し、意見を伝えた活動例が公式サイトで紹介されています。
ただし、見学や体験搭乗が必ず用意されるとは限りません。
「普段入れない場所を見たい」という関心だけでなく、見学や研修で感じたことを自分の言葉で伝える役割があることを理解して応募する必要があります。
防衛モニターの応募資格と対象外になる人を確認

応募できるのは、防衛問題などに関心があり、次の除外条件に該当しない方です。
応募できない人
- 日本国民ではない方
- 委嘱開始日に18歳未満の方
- 国会議員や地方議会議員
- 常勤の国家公務員・地方公務員
- 非常勤国家公務員のうち行政相談員
- 防衛省職員の配偶者または三親等以内の親族
- 防衛省や旧防衛庁で勤務した経験がある方
- 現在、令和7年度防衛モニターとして委嘱されている方
前回の任期から連続して防衛モニターになることもできません。
特に自衛官の家族が注意したいのが、防衛省職員の配偶者または三親等以内の親族は対象外という条件です。
私が防衛モニターのことを知ったのは、防衛省の公式サイトから。
募集を知り、応募してみたいと思いました。

あのフェンスの中では何が行われているのだろう
基地見学などに参加できれば、夫が普段どのような環境で、どのような活動をしているのかを少しでも知ることができると思ったからです。
しかし、応募フォームへ進む前に注意事項を読むと、私は対象外だと判明…

応募条件は最後まで確認しましょう!
家族、公務員、過去の勤務経験なども対象条件に関わります
防衛モニターと基地モニターの違いを表で比較

防衛モニターのほかに、各駐屯地や基地が募集する「駐屯地モニター」「基地モニター」があります。
名前は似ていますが、募集するところや意見を伝える対象が異なります。
| 比較項目 | 防衛モニター | 駐屯地・基地モニター |
|---|---|---|
| 募集するところ | 防衛省 | 各駐屯地・基地・部隊 |
| 主な役割 | 防衛・自衛隊全体への意見提出 | 各基地の運営や広報への意見提出 |
| 募集時期 | 防衛省が公表 | 基地ごとに異なる |
| 居住地域 | 令和9年度募集では地域指定の記載なし | 基地周辺などの指定が多い |
| 年齢・職業条件 | 防衛省の募集要項による | 基地ごとに異なる |
| 活動内容 | 意見提出など | 会議・基地見学・行事参加など |
防衛省の公式募集ページには、防衛モニターの選考に漏れた人へ、各自衛隊が実施する駐屯地・基地モニターの募集を案内する場合があると記載されています。
基地モニターでは、基地周辺の住民から意見や要望を聞き、基地の施策や広報活動の改善に役立てることが目的
たとえば、館山航空基地の令和8年度募集では、関東近辺の自衛隊施設の研修、体験搭乗、開隊記念行事、モニター会議などが活動予定として紹介されていました。
ただし、館山航空基地では、防衛省職員の配偶者や三親等以内の親族を応募対象外としています。
八戸航空基地でも、隊員家族と退職者は対象外です。
一方で、応募条件の書き方は基地ごとに異なります。
自衛官家族はすべての基地モニターに応募できる、またはすべて応募できない、と一律には判断できません。

家族でもモニターになるチャンスがあるかも
応募したい基地の最新募集要項を、その都度確認してください。
▶ 館山航空基地の基地モニター案内
▶ 八戸航空基地の防衛・基地モニター案内
自衛官家族にも基地見学の機会が必要

防衛モニターの対象外だと知ったとき、残念に感じました。
同時に、モニター制度とは別に、自衛官の家族を対象とした見学の機会があればよいのにと思いました。
自衛官は、任務によって急に家を空けたり、連絡が取れなくなったりすることがあります。
大人は「仕事だから」と受け止めることができても、子どもには理解しにくいことがあります。
「どうして帰ってこないの?」
「どうして電話できないの?」
そう聞かれても、家族が仕事内容を十分に知らなければ、子どもに分かりやすく説明するのは簡単ではありません。
実際の基地や仕事の一部を家族で見られる機会があれば、子どもも「お父さんはこういう場所で働いているんだ」とイメージしやすくなるのではないでしょうか。
家族に仕事内容をすべて公開してほしいということではありません。
安全や任務上の制約があることは理解しています。
それでも、家族、とくに子どもが自衛隊の仕事を知るための見学受付が別枠であれば、急な不在や連絡が取れない時間を受け止める助けになると思います。
これは制度として実施されているという話ではなく、自衛官の妻として感じた私の希望です。
海上自衛官の出航や連絡が取れない生活については、海上自衛官との結婚生活、正直どうだった?でも紹介しています。
基地モニター募集を公式サイトで確認する方法

基地モニターは、防衛省の一括募集ではありません。
各駐屯地・基地・部隊が、それぞれの公式サイトや公式SNSで募集します。
探すときは、Googleなどで次のように検索します。
- 「住んでいる地域 基地モニター」
- 「基地名 基地モニター」
- 「駐屯地名 駐屯地モニター」
- 「基地名 令和9年度 モニター募集」
基地によっては、募集終了後も古い要項が検索結果に残ります。
募集年度、締切日、居住地域、年齢、職業、家族条件を確認することが大切です。

各基地で募集時期が異なるんだね
海上自衛隊第22航空群は、基地モニターの募集を毎年9月頃に公式サイトなどで案内するとしています。
また、那覇航空基地の第5航空群は、令和9年度分の募集要項を2026年11月初旬頃に掲載する予定と案内しています。
このように、防衛モニターの募集が終了した後に、各基地の募集が始まる場合もあります。
▶ 海上自衛隊第22航空群の基地モニター案内
▶ 那覇航空基地・第5航空群の基地モニター案内
防衛モニターの倍率・面接・報酬は公表されている?

応募を考えると、「倍率はどのくらい?」「面接はある?」「報酬や謝礼は出る?」という点も気になります。
令和9年度の公式募集ページで公表されている範囲から回答します。
防衛モニターの倍率はどのくらい?
令和9年度の募集人数や倍率は、公式募集ページでは公表されていません。
応募者多数の場合は選考になるとだけ記載されています。
過去の個人ブログなどに倍率の推測が書かれていても、地域や年度によって状況が異なるため、令和9年度の倍率として扱うことはできません。
防衛モニターに面接はある?
令和9年度の公式募集ページには、面接を行うとの記載はありません。
応募フォームには応募理由の記入欄があります。
委嘱が決まった人には、2027年3月頃に最寄りの自衛隊から連絡が入る予定です。
基地モニターについては、選考方法も基地ごとに異なります。
面接があると決めつけず、応募先の募集要項を確認してください。
防衛モニターに報酬や謝礼はある?
令和9年度の公式募集ページには、報酬・謝礼・交通費についての記載がありません。
そのため、報酬があるとも、完全に無報酬であるとも、この記事では断定できません。
基地モニターについても、費用負担や交通費の扱いは募集先によって異なる可能性があります。
金銭面が気になる方は、応募先の公式案内を確認してください。
自衛官の家族は応募できる?
令和9年度防衛モニターは、防衛省職員の配偶者または三親等以内の親族が対象外です。
基地モニターは基地ごとに条件が異なりますが、隊員家族を対象外としている募集もあります。
「基地モニターなら家族も応募できる」と考えず、最新の募集要項で確認しましょう!
防衛モニターは応募条件を確認して早めに応募

令和9年度防衛モニターの募集内容を整理します。
- 応募締切は2026年8月31日
- 任期は2027年4月から2029年3月までの2年間
- 防衛や自衛隊について意見を提出する制度
- 応募者多数の場合は選考
- 防衛省職員の配偶者・三親等以内の親族などは対象外
- 基地モニターは各基地が別に募集する
- 倍率・面接・報酬は令和9年度の公式募集ページでは公表されていない
私は自衛官の妻で応募条件を満たしていなかったため、今回は応募しませんでした。
一方、条件に該当し、防衛や自衛隊の活動を自分の目で知りたい方にとっては貴重な機会です。
見学や研修へ参加することだけでなく、感じたことを自分の言葉で伝える役割があります
興味がある方は、まず公式募集要項を最後まで確認し、締切に間に合うよう早めに応募してください。
